独自の接着技術による製法は
立体的な曲面からR加工まで
多様な表現にも柔軟な対応が可能です。
従来のプレス式接着とは異なる独自の「減圧接着製法」を採用することで、立体的な曲面形状や大型のパネルにおいても、高い強度と美しいフォルムを兼ね備えた製品の製作を実現しています。
曲面ハニカムパネル
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減圧接着法が実現する大型曲面パネル
独自製法で様々なパネル形状に柔軟に対応し、大型の曲面パネルであっても特注製作が可能です。
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ワンストップ体制による一貫した品質
設計から製造までの全ての工程を社内で完結することで、大型の製品や複雑な要件も柔軟に製作が可能です。
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器具の精度に左右されない高品質な仕上がり
外圧によるプレス方式と異なり、曲面であっても高い平面度での製作を実現します。
平面Rハニカムパネル
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各種オプション加工への対応も可能
ダウンライト取り付け加工や、R部に対応した軒樋や化粧板もワンオフで制作。多彩な表現を実現します。
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経験とノウハウが生み出す美しい曲線
経験豊富な技術者によって、難しいとされる大型パネルのR形状も高い精度で加工されています。
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要望に応じたオーダーメード対応
複数のR形状が連なるデザインであっても、お客様の描いた収まりを実現する設計のご提案をさせていただきます。
ハニカムパネルの特徴
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ハニカム構造の軽量かつ優れた比強度
自然界にも多く見られるハニカム構造は、最も安定した物理構造の一つとして知られています。ハニカムコアを採用したパネルは、その多くが空洞となっていながらも高い強度と耐性を持ち、重量は同サイズのアルミ板の1/8程度と非常に軽量に仕上がります。
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「減圧接着製法」による安定した平面精度の確保
均一なサイズのハニカムコアを表面材に完全に密着させる技術によって、あらゆる建材の中でも特に高い平面精度・平坦性を確保することが出来ます。更に独自の「減圧接着製法」を採用することで、より精度・性能面で優れた製品を製造可能です。
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アルミ素材のシンプルで美しいフォルムと耐久性
フラットで美しい形状のパネルや化粧材は、素材の金属感を活かした表面処理や塗装により、高い耐候性も兼ね備えています。また密閉コア構造によりパネル内の吸湿が抑えられ、外からは見えない内部も高い耐食性を有しています。
ハニカムパネル共通仕様
標準仕様
コアサイズ
素材及び表面処理
表面材の材質(JIS H4000) | |
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材質 | 耐食性アルミ合金 A1100P 又はA3004P |
ハニカムコアの材質(JIS H4160相当) | |
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材質 | 耐食性アルミ合金 A3003・A5052 |
膜厚 | 76μm (0.076mm) |
枠材・化粧幕板・雨樋の材質(JIS H4100) | |
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材質 | 耐食性アルミ合金 A6063S-T5/T1 |
接着剤の材質 |
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熱硬化型エポキシ樹脂系接着剤 |
表面材の標準表面処理 |
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焼付塗装(フッ素樹脂、ウレタン樹脂、外装用アクリル) |
※色は日本塗装工業会のサンプル帳に合わせることが可能です。詳しくはお問合せください。
パネルサイズ・パネル厚
パネルサイズ
パネルの製造最大サイズは8,000mm(L) × 2,300mm(W)まで対応しています。
製造最大サイズ |
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L = 8,000mm W = 2,300mm |
パネル厚
パネル厚はコア厚 + 面板厚です。
パネル厚 | 面板厚2×2 | コア厚 |
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54mm | 4mm | 50mm |
104mm | 4mm | 100mm |
154mm | 4mm | 150mm |
パネル支持方式
※R曲げ半径は104厚で原則的に3000R以上とします。3000R以下の場合はご相談ください。
カタログ・CADデータ ダウンロード
カタログ、参考CADデータがダウンロードができます。